2016年5月26日木曜日

あどけない話的ベトナムT君

「窓を開けてもベトナムは無い。」
写真は哀愁漂うT君の愛車。



まるで高村光太郎の智恵子抄に出てくる詩、
あどけない話を思い出させる一節です。
故郷に思いを馳せているのでしょうか?

東京に空が無いという
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だという・・・。

一昨年の12月にT君とD君の二人の研修生が
ベトナムからやってきて早くも一年半経ちましたが、
T君の方は日本語が覚えられずに苦労しています。

仕事でも「ワカリマシタ」と
取り合えず言っとけ感が強そうなので
通訳に本当のところを調査してもらったら

「チョットダケシカ、ワカリマシェーン」
やっぱりかーい!

そこで日本語の練習の為、日記を書いて社長に
提出することになりました。
冒頭の一節は日記の中に書かれていたもので
なかなかの詩人ぶりです。

だけどな、
怪しいんだよな。

どうも都合よく日本語がワカリマシェーンになっている
気がしないこともない。
まあ、私が都合の悪いことは聞こえないフリをするのと
同じなのですが。

この前の花見の時も
メニュー見ながら
レモン・・・チュハイ、
ウーロンハイ・・・とか、カタカナ読んでたし。

どこまでどうなのか

自称、日本語わからないT君と
ベトナム語わからない私では確認不可能でございます。










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