「窓を開けてもベトナムは無い。」
写真は哀愁漂うT君の愛車。
まるで高村光太郎の智恵子抄に出てくる詩、
あどけない話を思い出させる一節です。
故郷に思いを馳せているのでしょうか?
東京に空が無いという
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だという・・・。
一昨年の12月にT君とD君の二人の研修生が
ベトナムからやってきて早くも一年半経ちましたが、
T君の方は日本語が覚えられずに苦労しています。
仕事でも「ワカリマシタ」と
取り合えず言っとけ感が強そうなので
通訳に本当のところを調査してもらったら
「チョットダケシカ、ワカリマシェーン」
やっぱりかーい!
そこで日本語の練習の為、日記を書いて社長に
提出することになりました。
冒頭の一節は日記の中に書かれていたもので
なかなかの詩人ぶりです。
だけどな、
怪しいんだよな。
どうも都合よく日本語がワカリマシェーンになっている
気がしないこともない。
まあ、私が都合の悪いことは聞こえないフリをするのと
同じなのですが。
この前の花見の時も
メニュー見ながら
レモン・・・チュハイ、
ウーロンハイ・・・とか、カタカナ読んでたし。
どこまでどうなのか
自称、日本語わからないT君と
ベトナム語わからない私では確認不可能でございます。
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