2020年3月17日火曜日

もやしもんとウイルス



この漫画化された菌は「もやしもん」の中に登場する菌達であります。


「もやしもん」とは?


ご存じ無い方もいらっしゃると思いますが、漫画がテレビで放送され実写化までされた
菌やウイルスを視認し会話ができるという不思議な能力を持った種麹屋の次男坊、
沢木惣右衛門 直保(ただやす)が農業大学で色んな騒動に巻き込まれるお話です。


直保が羨ましい・・・
ウイルスが見えたらどんなにいいだろう。


・・・と、いうのも20年くらい前、私はインフルエンザAとインフルエンザBに立続けに罹り、
40度以上の高熱が下がらず苦しんで、終いには脳ミソがやられたんでしょうか?
だんだんと自分の意志とは関係無くあらゆる体の部位が動き出したり、
家のカーテンの隙間からは隣のお寺の霊が何体も覗き込んでいる・・・ような
錯覚が起きたりと散々でした。


昔はね、40度以上の熱があっても「それが、なんぼのモンじゃい」なんて仕事を休まないのが
カッコいい時代だったんですよ。
周りに移してしまうかも知れないという意識も無かったですね。


まっ、それから私のやられた脳ミソの方は治らなかったみたいで
カッコいいと思っていたことがダサかったと身に染みる今日この頃です。


その後、すっかり懲りた私は菌とウイルス恐怖症になり、普段からマスクを着用し
消毒薬を持ち歩き、そして様々なウイルスが流行る度に大騒ぎしているわけですが、
敵のウイルスが見えないので、やっつけているのか空回りしているのか分からず
虚しさだけが残ります。


パンデミックなんてWHOに宣言されてしまうと余計に
ウイルスが見えたい❕という気持ちが大きくなり、
不自由な生活を嘆きたくなりますが、


こんな今こそ徳川家康の名言、


不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。と


心して頑張らなければいけませんね。







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